denosumab:骨折予防2つのトライアル結果: FREEDOMトライアル・HALT Prostate Cancer研究

Denosumab 対象者の異なる2つのトライアル


denosumab は、NF-κBリガンドの受容体activator(RANKL)に対するモノクローナル抗体で、破骨細胞の形成、機能、生存期間に影響を与えるもの


非転移性前立腺癌のため、アンドロジェン阻害治療男性は骨塩減少・骨折の高リスクにある
プラセボ対照研究で、NF-κBリガンドの受容体activatorにタイするヒトモノクローナル抗体である、denosumabの骨密度、骨折への影響を検討
全部位での骨密度の増加と関連し、新規椎体骨折頻度の減少と関連


Denosumab in Men Receiving Androgen-Deprivation Therapy for Prostate Cancer
N Engl. J Med. Vol. 361: (8) 745-755

Denosumab HALT Prostate Cancer Study Group



このトライアルでは、60-90歳女性で、年二回、破骨細胞の出現・活動性抑制作用をもつdenosumab治療にて、椎体・非椎体、骨盤骨折のリスク減少と関連する。

Denosumab for Prevention of Fractures in Postmenopausal Women with Osteoporosis
N Engl. J Med. Vol. 361: (8) 756-765 Aug. 20, 2009
FREEDOM Trial



”denosumabを第一三共が導入”というのがウェブで検索されるが・・・

by internalmedicine | 2009-08-20 08:52 | 運動系  

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