肺腺がん:EGFR変異により効果異なる(変異あり→イレッサ有効、変異なし→CDBCA+TAXOL有効)
2009年 08月 20日
EGFR mutationを有する患者では無進行生存は有意にgefitinib治療で長く、mutationなしではcarboplatin+paclitaxel知行が生存率長かった。
これは、第三相オープンラベルの研究で、肺線がん東アジアの患者で先行治療なしで、喫煙歴がないか少ない患者で、gefitinib(250mg/d)、carboplatin(予測AUC 5-6mg/ml/min.投与量)+paclitaxel(200mg/m2BSA)投与
Gefitinib or Carboplatin–Paclitaxel in Pulmonary Adenocarcinoma
N Engl. J Med. August 19, 2009 (10.1056/NEJMoa0810699)
これからの、肺がん治療戦略に転換点となるであろう・・・論文
ネットで、[医療]北教組、学校への「AED一方的導入反対」(北海道)(読売新聞)・・・が話題になっているが、上部組織の日教組、インフルエンザワクチンにも反対している(http://www.nishoren.org/statement/statement-contents/bunshoXX-010917-koizumi.html)
で、この団体、”NPO法人医薬ビジランスセンター 代表 浜 六郎”、”医療情報の公開・開示を求める市民の会 代表 勝村 久司”という・・・ある種の有名人が・・・・
日教組という組織、スタンダードな考えを持つ人たちに話を聞こうという方向にはないようだ。
で、医薬ビジランスセンター の方々は、癌に対する薬でも”副事象を全く許さない”態度で、イレッサという価値ある薬剤を撲滅させようと懸命のようである。
→http://www.npojip.org/iressa/iressa10.html
by internalmedicine | 2009-08-20 14:30 | がん