感染性白血病というタイトルって・・・誤解を生みそう

感染性白血病というタイトルって・・・なんか、誤解を生みそうな表現。

"The overall incidence of ATL is estimated at about 1 per 1,500 adult HTLV-1 carriers per year."(ATLの包括的発症頻度は、キャリアあたり1500成人に約一人/年程度)
でかつ
ATL は、幼少時に母乳を介し母親から感染したHTLV‐1 キャリアにのみ発症する。(http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k02_g2/k02_38/k02_38.html


感染しても生涯発症確率が少なく、性交感染後の発症確率に関してはさらに少ない・・・このことを考えれば、もう少し配慮があって良いだろうに・・・

だが、この問題を、改めて取り上げてくれた産経新聞は 偉い・・・とほめたい(たまには持ち上げる)


なんせ、かなり予防しうる白血病・・・成人後の性交感染に関しては潜伏期間・発症時期から考えて深刻に考えないでよいわけで、問題は母子感染に集中すればよい白血病関連感染症なのだ。


九州だけじゃなくて大都市部で広がっているというのは1990年以前から報告されている。
(The 4th nation-wide study of adult T-cell leukemia/lymphoma (ATL) in Japan: estimates of risk of ATL and its geographical and clinical features. The T- and B-cell Malignancy Study Group.)


地方の問題と片付け、無関心に徹している都市部の人たちの暢気さ、冷淡さには、いつもながらあきれはてる。自分たちの問題にも・・・いつか、なるのに・・・

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by internalmedicine | 2009-08-22 08:58 | 感染症  

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