スモークレスたばこ・電子たばこの卒中・心筋梗塞への悪影響 :商品販売に荷担してた朝日新聞

案の定、オゾン発生器に関して、NHKを含む各テレビ局だんまり・・・高濃度オゾン、家庭用発生器から 2009-08-27

マスコミって、社会的義務果たしてないのでは・・・

スモークレスたばこ・電子たばこなど、吉本興業のお笑いの連中がテレビで宣伝してたばかりでなく、朝日新聞までも悪ふざけの上、こういう有害商品の販売・普及に荷担!

諸外国では、すでに、有害性は報告されていたのに・・・禁煙学会の連中はたばこ憎しだけで、こういう商品には寛容的

mokeless tobacco 2007-05-28
米国家庭医協会 :電子たばこに関して禁煙補助使用不可と 2009-07-29
”電子たばこ”を有害性の説明無くメディアで扱って良いのか? 2008-12-08


Use of smokeless tobacco and risk of myocardial infarction and stroke: systematic review with meta-analysis
Published 18 August 2009, doi:10.1136/bmj.b3060
Cite this as: BMJ 2009;339:b3060


主に男性の11研究
8つのリスク推定

致死的心筋梗塞:スモークレスたばこ相対リスク 1.13(95%信頼区間 1.06-1.21)で、超過リスクは現行使用者に限定的

五つのリスク推定ベースにした致死的卒中相対リスクは1.40(1.28-1.54)。


Forest plot of risk estimates for fatal myocardial infarction among users of smokeless tobacco products


Forest plot of risk estimates for fatal stroke among users of smokeless tobacco products


米国、スウェーデンの研究とも心筋梗塞・卒中死亡リスク増加を示した。

非致死的心筋梗塞・非致死的卒中を含めると総リスク推定は低下する。

用量反応データは限定的だが、卒中・心筋梗塞リスクとスモークレスたばこの使用頻度・期間強い相関は示唆されなかった。




再掲:朝日新聞が常識がないというのは常識だが・・・これはひどすぎる・・・→ 電子たばこ「タエコ」で一服いかが 「禁煙が楽に」2008年12月7日3時1分魚拓



問題の朝日新聞記事(2008年12月7日3時1分)は見事にウェブ上から削除されてます。
私の記憶が正しければこういう記事
 ↓
吸うと先端が赤くなり、口元からは紫煙が――。どこから見てもたばこだが、実は「作り物」だ。正体は禁煙用に作られた電子たばこの「タエコ」。利用者からは「たばこを吸っている気分を味わえ、禁煙が楽になる」と好評だ。また喫煙禁止場所でも楽しめることで、愛煙家にも評判になっている。

 タエコは中国の企業が開発し、大阪市の会社が輸入元となり、全国の代理店で販売されている。最大の特徴は徹底した「吸い込み感」の再現。長さ、細さともたばことほぼ同じ形。吸うと電源が入り、LEDがまるで火がついたかのように赤く光る。また筒に内蔵した電熱線で水蒸気を発生させ、吸い口からはたばこの煙のような紫煙が立ち上る。

 吸い口には取り換え用のカートリッジがあり、たばこの風味を感じることができる。ただし、ニコチンやタールは全く含んでいない。また煙は加湿器で使う程度の温度の水蒸気で、引火の危険もなく、「たばこと似て非なるもの」というわけだ。禁煙に挑む人からは「口寂しさが解消できる」。愛煙家からも「会議室や家の中でもたばこを吸っている気分になれる」という声が寄せられるという。

 筒は充電式で、カートリッジには約10種類の味がある。値段は1カ月分のカートリッジ(4725円)込みで1万8900円と、やや高価だが、札幌で販売をしている会社は「ずっとたばこを続けるより安いし、なにより健康的です」と話す。近く、札幌の代理店「インワールド」を通じて、全国展開の雑貨店にも並ぶ予定だ。ネットでの販売は同社のHP(http://www.taeco.jp)へ。(伊藤唯行)


要するに、販売に荷担!

by internalmedicine | 2009-08-29 10:06 | 喫煙禁煙  

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