英国MHRA:コデイン・ジヒドロコデインOTC販売規制 ・・・ 日本でも強化が必要では? 

コデインによる疼痛緩和OTCのパッケージ制限・ラベルや患者向けリーフレット内容強化に関して報道がなされている。


Medicines and Healthcare products Regulatory Agency (MHRA) は、コデインとジヒロドコデイン入りのOTC薬剤に関して過剰投与・依存に関してリスク最小化するよう助言をアナウンスした。
(Press release: New advice on OTC analgesics containing codeine)


政府の科学的助言団体である、Commission on Human Medicines (CHM)の助言

警告として、依存リスクに関して、三日以上服用しないことが大事な旨、ラベルと患者情報冊子(patient information leaflet)に明示し、目立つような位置でパッケージ提示するよう求めている

これらの製品の改訂ガイダンスは、、paracetamolやibuprofenのような単純なpainkillerにより改善しない中等度疼痛治療に焦点を当てたもの。

このため、大容量パックのコデインはもはや、薬局で販売できなくなり、処方によらなければならなくなった。これは、2005年パッケージサイズを縮小しているのは業界団体の自主的働きでなされていたが、これが強化されることとなった。32錠までのパッケージとなる。





tabletあたりコデイン10mgなので、320mgまでのOTC販売許可ということになる。


日本では、具体的名称はさけるが・・・このコデイン系OTC・・・ケンコーコム楽天で販売などで入手可能な状況なのだ。

こういう種類の薬剤は、対面販売以外みとめないという強い規制が必要・・・だろうに・・・、楽天などの利益だけのために、日本人を薬物依存にしてはならない!

by internalmedicine | 2009-09-05 17:29 | メディア問題  

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