NIH:新型インフルエンザ成人ワクチン1回で十分な免疫反応 老人は不十分 :妊婦・子供はいまだ治験未発表

日本政府・厚労省は、メーカーに命令するだけ、対して米国は政府主導で治験を行っている。・・・ここにも、日本の行政の貧困さが露呈する。・・・日本の官僚が優秀なんて・・・絵空事そのもの

研究者の指摘で、日本でも治験をするそうだが、Scientificな検討がそれでなされるのだろうか?・・・浜六郎たちに揚げ足をとられるような治験なら、禍根をのこす。こういうことは数ヶ月前から予想されてたことなのに・・・官僚というのはまこと想像力のかけらもない。

科学的に検討するほどの新型インフルエンザワクチンの治験データがないのに・・・ワクチン接種方法を決定するのは・・・机上の空論が好きな、官僚らしいやり方

治験をすすめながら、議論すべきことなのに・・・!


ワクチンが足りなければそれを節約する方法を考えなければならないのだが、一般成人では1回でも十分な反応があるのではないかという知見がもたらされた。

NIH Confirms: One Dose of H1N1 Vaccine Spurs Fast Immune Response
http://www.medpagetoday.com/InfectiousDisease/Vaccines/15932


New England Journal of Medicine の論文(新型インフルエンザワクチンの効果・副作用など 2009-09-11)から、”National Institutes of Health (NIH) pandemic H1N1 flu vaccine trialにて、1回投与で8-10日後に 強力な免疫応答が確認された”と報道

この報道のまとめだと
*18-64歳の健康成人96%でSanofi Pasteur製造ワクチン15mg投与にて、十分な免疫応答があったが、65歳以上はわずか56%であった。
*CSL Limited製造ワクチンは、18-64歳成人、15mg投与にて強力な免疫応答があったが、65歳以上は60%
*副事象は接種部位疼痛・発赤報告されてない



Fauciは、老人での免疫応答が今ひとつなのは驚くべきことではなく、季節型でもみられることと述べている

NIHの結果はメーカーのデータほど強力な免疫応答を示す結果ではなかった。CSLスポンサートライアルでは、97%と十分すぎる応答だったが、今回の政府治験では80%であった。この差はおそらく研究期間が8-10日と短いためとも考えられ、メーカートライアルは3週間の結果で報告されている。この差はさほど問題にはならないと、Jesse Goodman(Center for Biologics Evaluation and ResearchのMPH)。

NIHは妊娠女性でワクチン治験を開始し、小児トライアルは約10日で判明するだろうと・・・



日本では、優先接種の議論が選考しているが・・・
小児・妊娠女性の治験結果はいまだ判明してないのである!

幹部官僚の公衆衛生的知識の欠如を指摘している、すぐれた厚生労働省技官たちがいる。彼ら、彼女らの意見がガラス張りで通る行政であってもらいたい。


2009年9月12日 09時44分 ( 2009年9月12日 10時17分更新 )
輸入ワクチン治験16日から 新型インフル、鹿児島で
http://www.excite.co.jp/News/society/20090912/Kyodo_OT_CO2009091201000192.html
 スイスの製薬大手ノバルティス社が、16日から鹿児島県内などで新型インフルエンザ用の輸入ワクチンとしては国内初の臨床試験(治験)を実施することが12日分かった。安全性と有効性を確認するのが目的で、健康な成人約200人に接種、副作用の有無などを調べる。今後、100人前後の小児を対象にした治験も行う予定という。政府は国産ワクチン不足を補うため、国外2社と輸入に向けた交渉を進めてきた。



上田局長と田代眞人氏 その甘い関係 2009年9月11日

by internalmedicine | 2009-09-12 08:40 | インフルエンザ

 

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