『医療従事者のための新型インフルエンザA(H1N1)対策実践ガイド』 を読んで
2009年 09月 12日
『医療従事者のための新型インフルエンザA(H1N1)対策実践ガイド』
ガイドブックを先行掲載しました。
⇒ http://www.med.or.jp/kansen/swine/h1n1guide.html
目新しいことはないのだが、この実践ガイドの 外出自粛基準 と 新型インフルエンザへの予防投薬原則行わず ・・・の方針が気になる
・外出自粛は、”熱が下がってから2日目まで”がインフルエンザの場合の原則だが、新型インフルエンザの場合は”発熱や咳(せき)、のどの痛みなど症状が始まった日の翌日から7日目まで”と言明
この外出自粛基準は影響が大きいのではないか!



※気づいたこと
・入院病床のある医療機関への搬送基準に、A-DROPシステム(日本呼吸器学会:http://www.jrs.or.jp/quicklink/glsm/guideline/nopass_pdf/seijinsichu_g_05.pdf)が採用されている。
・新型インフルエンザ患者の濃厚接触者には、外出自粛など感染拡大防止行動の重要性をよく説明する。
原則として抗インフルエンザウイルス薬の予防投与は行わないが、基礎疾患を有する者等については、医師により重症化の危険性があると判断される場合には予防投与を実施する。
・予防投薬(暴露後)は医療従事者・書道対処要因等で、基礎疾患があった場合に予防投与、医療従事者では適切な防御有れば職務継続可能
・FAX処方箋(流行期と非流行期の相違)
・外来診療所対応:原則
新型インフルエンザ患者を発見する最も簡便で感度の高い方法は、発熱しているかどうかをチェックすること
来院時に体温測定を行う
発熱していないかどうか、患者に自己申告してもらう
定期受診患者に対しては、来院前に体温測定を行うよう事前に勧める
など
・妊産婦・授乳者の抗ウィルス薬について
日本産科婦人科学会では、妊婦や授乳期の女性に対する抗インフルエンザウイルス薬投与について、以下のような指針を示している。
妊婦は非妊婦に比べて新型インフルエンザに罹患した場合に重症化しやすいことが明らかとなったため、インフルエンザ様症状が出現した場合には、かかりつけ産婦人科医ではなく地域の一般病院へできるかぎり早期に受診するようあらかじめ指導しておく。WHO は新型インフルエンザ感染が疑われる場合には、確認検査結果を待たずに直ちにタミフル® を投与すべきであるとしている。
新型インフルエンザ感染が確認された場合は、直ちにタミフル® による治療を開始する。
妊婦が新型インフルエンザ患者と濃厚接触した場合は、抗インフルエンザウイルス薬(タミフル®またはリレンザ®)の予防的投与を開始する。 抗インフルエンザウイルス薬は、2007 年の米国CDC ガイドラインに「抗インフルエンザウイルス薬を投与された妊婦および出生した児に有害事象の報告はない」との記載があり、これらの薬剤服用による利益は、可能性のある薬剤副作用よりも大きいと考えられる。催奇形性(薬が奇形の原因になること)に関してはタミフル® は安全であることが最近報告された。
分娩前後に発症した場合は、タミフル® による治療を直ちに開始する。新生児も感染している可能性があるので、厳重に経過観察し、感染が疑われる場合には検査(A型か否か)を行い、できるだけ早期に治療を開始する。
母乳を介した新型インフルエンザ感染の可能性は現在のところ知られておらず、母乳は安全と考えられる。しかし、母親が直接授乳や児のケアを行うためには一定の条件が必要であり、指導を行う。条件を満たさないときは、母児は可能な限り別室とし、搾乳した母乳を健康な第三者が児に与えるよう指導する。
・・・そこまで安全というなら、添付文書変えさせろよ! ・・・ 能なし役人ども!・・・と言いたいが口が悪くない私はそこまで言わないが・・・うすのろ責任逃れ馬鹿役人
by internalmedicine | 2009-09-12 10:53 | インフルエンザ
