アルコール依存・・・Webベース・スクリーニングおよび介入
2009年 09月 15日
‘passive drinking’というと、Uncyclopeidaで茶化されてるが、実際、飲酒に関わるsocial costを比喩的に表現することがあるようだ。
若年者の飲酒率が減ってきた以上、飲酒に関しても、社会的に見る目がきびしくなってくるだろう。実際に、相応の有害事象もあるわけで・・・社会的コストも寛容に受け流すわけにはいかないだろう
大学の学生はそれ以外の同世代に比べその飲酒行為がリスキーであり、通常の範囲を超えることがある。
先進的取り組みとしてウェブベースのアルコールスクリーニング、簡易介入プログラムを行った。
大学生へのランダム化対象治験で、先進的ウェブベースアルコールスクリーニング・簡易介入
オーストラリア大学の7237名の学部学生に対して行い、2345名非健康的なアルコール利用をスクリーン
10分間のウェブベースのmotivational assessmentと個別化フィードバック と スクリーンのみにランダム化
6ヶ月後、介入群では、有意に飲酒回数減少し、アルコール全体も減少
介入受容性は高く、広まった。
Randomized Controlled Trial of Proactive Web-Based Alcohol Screening and Brief Intervention for University Students
Arch Intern Med. 2009;169(16):1508-1514.
by internalmedicine | 2009-09-15 09:54 | 中枢神経