医学生へのネット書き込み指導ポリシー

医学生へのネット書き込みに関するポリシーを、大学側が明確にしておく必要がある。状況によっては、休学・退学などの処置をせざる得ない場合があるという大学側の意向。


Online Posting of Unprofessional Content by Medical Students
JAMA. 2009;302(12):1309-1315.
メディカルスクール学部長への無記名調査

USメディカルスクールのうち60%が回答 (78/130)

内容は
患者のconfidentialityの評価13%(6/46)
明確な差別言語 (48%; 19/40)
中毒の描写(39%; 17/44)
性的表現 (38%; 16/42)


訓練行動に関する頻度や・質問回答のあったスクールのうち、30は非正式警告、3つの除籍事例(7%)が報告された。

学生のポストされたオンラインコンテンツをカバーするポリシーは、38%(28/73)で報告。

ポリシー策定がない学校のうち、11%(5/46)は、オンラインコンテンツをカバーする新規ポリシーを作成中である。
インシデント報告医学部長は有意に,ポリシー作成された場合に多く(51% vs 18%; P = .006)、
このような問題あることを確信するが故に効果的に焦点が当てられ (91% vs 63%; P = .003)、そして、関心の程度が高いことが示唆される(P = .02)。



思い出すのは、" 宮崎大学うさぎ狩り部"(http://www7.atwiki.jp/munet/pages/12.html)

mixiやblog、twitterなど、不適切書き込みの機会はふえるばかり・・・

日本でも、・・・将来ある医学生たちが、その不用意な書き込みで、その進路を踏み外さないように・・・大学側も明確なポリシー提示が必要だろう。

by internalmedicine | 2009-09-24 14:19 | メディア問題  

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