retail clinic・・・という存在

nurse practitioner・physician assistant制度前提であり、それに、日本のような保険診療下のフリーアクセスだと、存在意義は今ひとつ不明だが、今でも”米国医療制度がすばらしい”と思っていそうな小泉政権の残党たちが持ち出すかもしれない制度。

論文の主旨はコストの安さだが、コスト比較してもさほど安上がりでない・・・のにむしろ驚く
(Retail clinic $110 vs. 診療所:$166 vs センター $156)

レントゲンや採血など無しの、咽頭炎や気管支炎診療だと日本なら、5000円程度だろう・・・いかに日本の医師診療が低く算定されているか・・・

Retail clinicsという存在
http://www.aafp.org/fpm/20060500/65reta.html

MinuteClinicというのは家庭医が共同出資し、記載時最大のretail clinicとのこと、コンビニや、Targets、ウォールマート、大都市部の交通量のおいアウトレットに出店している。急性疾患の患者はアポイント無しにnurse practitioner や physician assistant受診し、数分で診断、処方箋があるならストア内薬局に立ち寄る。医師受診必要な問題があれば、プライマリケア医に受診を求める。もし相談する医師がいない場合はnurse practitionerがリストから参照する。



中耳炎、咽頭炎、下気道感染をretail clinicで治療された場合と、診療所、緊急ケアセンター、ED治療者とコスト比較
総コストは、retail clinic治療開始エピソードで、診療所、緊急センター、EDに比較して安い$110 vs. $166, $156, $570; P < 0.001)
処方コストは同様($21, $21, and $22)
aggregate quality scores (63.6%, 61.0%, 62.6%) 、patient's receipt of preventive care (14.5%, 14.2%, and 13.7%) (P > 0.05 vs. retail clinics)は同様
EDにおいて、平均処方コストは高く、aggregate quality scoreは他のセッティングより有意に低い



Comparing Costs and Quality of Care at Retail Clinics With That of Other Medical Settings for 3 Common Illnesses
Ann Int Med. Vol. 151. (5) 321-328 1 Sep. 2009

by internalmedicine | 2009-09-29 15:46 | 医療一般  

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