心血管疾患: ホモシステイン低下介入

ビタミンB・葉酸でホモシステイン値は減らすが、臨床的イベントは減らさず 2008年 05月 07日


以下は、Cochraneレビュー

Martí-Carvajal AJ, Sola I, Lathyris D, et al. Homocysteine lowering interventions for preventing cardiovascular events. Cochrane Database Syst Rev 2009; 4:CD006612. Available at: http://www.cochrane.org.<pdf>

一つのリスク要因は、総ホモシステイン(tHcy)値増加で、B複合体ビタミン;cyanocobalamin(B12)、葉酸(B9)、pyridoxine(B6)により影響される。高tHcy値は、動脈硬化疾患リスク増加と関連。
故に、ビタミンB補給は心筋梗塞、卒中、狭心症リスク減少させるかもしれない。予防戦略は低・高リスク対象者(一次予防)、心血管疾患存在(二次予防)まで及ぶ。
このレビューでは、24210被験者を含む8つのランダム化対照トライアルで、ホモシステイン低下介入、B6、B9、B12サプリメントは単独でも併用でも、どの投与量でも、プラセボ比較・標準ケア比較でも心筋梗塞、卒中減少のエビデンスを示せなかった。そして、リスク状態、心血管疾患保有者でも死亡率減少のエビデンス認めなかった。


Cochrane Database Syst Rev 2009; 4:CD006612. Homocysteine lowering interventions for preventing cardiovascular events [podcast]

by internalmedicine | 2009-10-14 14:07 | 動脈硬化/循環器  

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