新型インフルエンザワクチン年齢層群別反応

日本とほぼ同様の、スプリットウィルス、不活化ワクチンの年齢層別反応

これが、西洋で発表されたワクチンとほぼ同様な結果であった(http://www.medpagetoday.com/PrimaryCare/Vaccines/16557

それにしても、ワクチン行政においても、日本は差をつけられた・・・こどもへの接種優先する中国に!


A Novel Influenza A (H1N1) Vaccine in Various Age Groups
www.nejm.org October 21, 2009 (10.1056/NEJMoa0908535)


2回ワクチンで、21日経過後接種
2200名1回投与、2回目投与2103(95.6%)
ワクチンによる重篤な副反応記載なし
非アジュバントワクチン群で、注射部位、全身反応、多くは軽度な副反応が3.5-15.9%でみられた

非アジュバントワクチン15μgにおいて、1:40以上に到達したのは21日めで74.5%(3-11才)、97.1%(12-17才)、97.1%(18-60才)、79.1%(61才以上)
35日までにそれぞれ、98.1%、100%、97.1%、93.3%となる

1:40以上の抗体価到達比率は30μgが多く、アジュバントの有無に無関係

アジュバントワクチン無しのワクチンの方がありより、局所反応が少なく、免疫反応が強かった。

by internalmedicine | 2009-10-22 11:05 | インフルエンザ  

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