Cochraneの” risk of bias tool”の評価

官僚・経団連御用学者たちコストカッターたちがEBMを悪用してた時代はそれなりに、EBMと言う言葉を見聞きしていたが、最近は、定着したためか、はたまた、軽視されつつあるのか?EBMツールなどが話題にならなくなっている。

バイアス問題は、論文が表面的美しくできていようが、論文の真価に関わる問題である。その評価ツールの検討も正面切って行われるべき・・・

Cochraneの” risk of bias tool”

Higgins JPT, Green S, eds. Cochrane handbook for systematic reviews of interventions version 5.0.0. Cochrane Collaboration, 2008.


8.6 Presentation of assessments of risk of bias


バイアスツールは、6つの特性
・sequence generation
・allocation concealment
・blinding
・incomplete outcome data
・selective outcome reporting
・"other sources of bias"


バイアスリスクは、高、低、不明にて、各評価、研究内・研究間の最終的包括評価は個別特性をベースとする。研究プロトコールのような、トライアルレポート、追加ドキュメントの基礎とする。

Cochrane Collaboration内のシステミックレビューのreccomendation部分に用いられる

比較したのはJadadスケール(Control Clin Trials 1996;17:1-12)、Schulzアプローチ(JAMA. 1995;273(5):408-412. )


Risk of bias versus quality assessment of randomised controlled trials: cross sectional study
BMJ 2009;339:b4012, doi: 10.1136/bmj.b4012 (Published 19 October 2009)
"risk of bias tool"の個別特性における評価者間の一致率はわずか κ=0.13

"risk of bias tool"完遂平均時間はJadadスケール、Schulzアプローチよりやや長い個別、複合化では8.8分(SD2.2)/研究毎 vs 2.0(sd 0.8),P<0.001)

"risk of bias tool"と、Jadad score(P=0.395) 、Schulzアプローチ (P=0.064)比較では低い相関

研究間のeffect sizeはバイアスの高リスク、不明リスク(0.52)、低リスクで0.23とばらつきが見られた

by internalmedicine | 2009-10-23 11:09 | 医学  

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