不妊治療:精子ドナーから肥大型心筋症伝播

精子提供のドナーからHCMがtransmissionしたという・・・不妊治療において重大な問題報告


Maron BJ, lesser JR, Schiller NB, et al. Implications of hypertrophic cardiomyopathy transmitted by sperm donation. JAMA 2009; 302: 1681-1684.


無症状23才男性で、心疾患既往の認識のない、感染症negativeな精子ドナー 1990-1991年の2年間の経験
ドナーは後にnobel beta-myosin 重鎖変異で、HCMとなった。
後日、実子がこの診断された。

このドナーの子供は24名で、22名が精子提供によるもの、2名がドナーの妻との子供
うち遺伝的に影響ある子供は9名で、2-16才で6名男児で、HCM(2005-2009)の同定
9つの遺伝子陽性子供のうち3名がHCMのphenotypic evidenceを有し、1名が極度の肥大による進行・心不全で2才で死亡、2名は15才時点では極度左室肥大で生存。この2名とドナーは突然死のリスクが高いと判断されている。



Daar JF, Brzyski RG. Genetic screening of sperm and oocyte donors. JAMA 2009; 302: 1702-1704.

遺伝子ドナーに関しても、遺伝子診断の必要性と倫理性などが議論になるだろう・・・

by internalmedicine | 2009-10-23 15:36 | 動脈硬化/循環器  

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