遺伝性非ポリポーシス大腸癌の膵癌リスク
2009年 10月 28日
(http://mymed.jp/di/bub.html)
このlynch syndromeの膵癌リスクに関して、Kastrinosらは、germline mismatch repair gene mutationを特徴とする147家計のがんっびょうれき検討し、膵癌生涯発症リスクがUS一般と比べ高いことを発表した。
Risk of Pancreatic Cancer in Families With Lynch Syndrome
JAMA. 2009;302(16):1790-1795.
MMR gene mutationsの147家系6342名のデータ解析にて、少なくとも1例の膵癌報告は、31(21.1%)
47名の膵癌患者(男性 21名、女性 26名)で、診断時年齢に性差なし (51.5 vs 56.5 years for men and women, respectively)
遺伝子変異を持つ家系の膵癌累積リスクは、50歳までで 1.31%(95%信頼区間 [CI]、70歳までで 3.68% (95% CI, 1.45%-5.88%)で、一般住民の 8.6-倍増加 (95% CI, 4.7-15.7)
”すいがん”と入力すると、いつも、”酔眼”と変換されるうちのATOK・・・
by internalmedicine | 2009-10-28 10:03 | 消化器