卒中再発の血中脂質マネージメント介入:スタチンのみ予防有効性確認
2009年 10月 28日
出血性卒中既往に関しては不明。そして、虚血性卒中後のスタチン使用開始に関しては不明。
この観点とCHD病歴患者スタチンベネフィットのエビデンスから、虚血性卒中・TIAを有する患者は、CHD既往の有無にかかわらず、スタチン使用すべき
80歳未満のdisabilityのない卒中・TIA既往対象者にスタチン使用の利益性エビデンスをみとめたが、出血性卒中では不明。総コレステロール 3.5mmol/L超では、重篤な血管性イベント減少。将来の脳血管イベント減少効果を辺縁有意に証明したが、総死亡率ではベネフィット示せなかった。すくなくとも80歳までの虚血性卒中・TIA患者ではスタチン治療が二次予防プログラムとして重要
Interventions in the Management of Serum Lipids for Preventing Stroke Recurrence
Cochrane Corner(Stroke. 2009;40:e622.)
Effect of drug therapy to alter serum lipids on subsequent cerebrovascular events in those with a history of stroke or TIA, by drug type.
by internalmedicine | 2009-10-28 10:55 | 中枢神経