GERDやLPRに対するPPIs治療再考を・・・と、耳鼻咽喉科雑誌記事

内科医には、咽喉頭酸逆流症(LPR(laryngopharyngeal reflux))は聞き慣れない言葉である。それ以外、別に目新しいことはないようだが・・・

Unexpected consequences of proton pump inhibitor use
Kenneth W. Altman, James A. Radosevich
Otolaryngology - Head and Neck Surgery
November 2009 (Vol. 141, Issue 5, Pages 564-566)


解説:http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-11/aaoo-cwo102609.php

PPIsは胃酸分泌予防の重要で安全な薬剤であり、多くの逆流性疾患患者の胸焼けに対して利用されている。PPIはGER(gastroesophageal reflux)やLPR(laryngopharyngeal reflux)に対するもっとも広く用いられている薬剤である。

November 2009 issue of Otolaryngology – Head and Neck SurgeryにKenneth W. Altman, MD, PhD, and James A Radosevich, PhD.らが発表した報告

逆流性疾患の組織ダメージの原因だけでなく、PPIはGERD、LPRの全例に有効というわけではないと報告。

逆流性疾患に寄与する唯一の薬剤というわけでもない。予期しない副作用もあると・・・述べている。

大腿骨骨折の増加は、カルシウム吸収に影響を与える可能性があり、証明されてないが、pH変化させビタミンB12や鉄吸収への影響の可能性もある。院内CD感染性下痢やCAPのオッズ増加の可能性がある。

著者らは、食事やライフスタイル変容指導などholistic approachを考慮すべきと・・・

by internalmedicine | 2009-11-02 09:09 | 消化器  

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