北米のインフルエンザ死亡数急増・・・というが・・・
2009年 11月 14日
確かに、米国の肺炎・インフルエンザ死亡率って例年になく秋口の立ち上がりが早いよう・・・
CDC FluView
Pneumonia and Influenza (P&I) Mortality Surveillance
特に、小児ではインフルエンザ関連小児死亡数が多い
感染者数は急増したが死亡率を考えると比較的おとなしかった印象の南半球とは異なり、北半球では死亡者数が多いのか?
直近では、インフルエンザ陽性者数・死亡数とも、減少しているようだが・・・報告のDelayのせいなのか分からない
同様なことが日本のインフルエンザ報告でもいえるようだ・・・
https://hasseidoko.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html
先行していた”首都圏、愛知県、大阪府、兵庫県等の大都市圏の多くでは報告数の減少がみられている”ことが一時収束に向かうのか、南半球のミラーイメージとして1月下旬ピークなのか?
もし早期に収束した場合、ワクチン接種希望者は激減し、国内に大量のワクチンが余ることも想定される・・・受託医療機関がすべて丸抱えとなるのか、国がすべて責任をとるのか・・・そういう議論も進めておく必要があると思う・・・もし医療機関丸抱えなら来年度から医療機関が国に協力することなど無くなるだろう・・・
by internalmedicine | 2009-11-14 09:35 | インフルエンザ