"優先接種対象者証明書"・・・誰にとっても不愉快な制度

<接種施設側>
・他院からの優先接種者に接種する余裕はない
 今回、当局(県)からの本数希望を出したが、そもそも、それは自院受診者を念頭に置いた数である・・・それに満たない数(半数未満)しか供給されないのに、なぜ他院の患者に回すべきか・・・というフラストレーション
・証明書はあるが、該当者とは思えない接種希望者に対するフラストレーション
・予約通りに来院してくれない、接種時間無視の来院、通常業務へ妨害行為なども


<証明書交付側>
・大学病院など受診者に優先接種証明必要な対象者多く、事務的に煩雑さを増している
・長く来院してない患者、病状もつかめないのに、突然やってきて、もしくは、電話先で、優先証明書要求、しかも、その間に関わる事務所経費は国は請求するなという・・・不合理さ
・接種施設に連絡をするという手間などかけてられない


<非接種側>
・証明書をもらっても接種できるという証明にはならない
・接種者本人・家族が接種施設を探し回らなければならない


本来国がすべきことなのに、医療機関に丸投げ・・・今後、辞退医療機関続出するだろう。

by internalmedicine | 2009-11-18 16:40 | インフルエンザ  

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