低脂肪食ダイエットは動脈硬化を減らすが、低炭水化物ダイエットは減らさない

低脂肪(20%脂肪、60%炭水化物) vs 低炭水化物(60%脂肪、20%炭水化物)
24名の過体重/肥満(平均BMI 33.6 ± 3.7 kg/m2、年齢 39 ± 10歳)の8週間ランダム化対照トライアル



Low-Fat Versus Low-Carbohydrate Weight Reduction Diets
Effects on Weight Loss, Insulin Resistance, and Cardiovascular Risk: A Randomized Control Trial
Published online before print August 31, 2009, doi: 10.2337/db09-0098 Diabetes December 2009 vol. 58 no. 12 2741-2748


すべての食事量測定し、分配。500kcal/日減少

インスリン活動性はeuglycemic clampにて、インスリン分泌はmeal tolerance testにて、体組成、血中adipokine、pulse波による血管コンプライアンス測定

有意な体重減少両群あり(P < 0.01)、群間差なし (P = 0.40).
末梢血糖uptake増加するが、これも群間差無し (P = 0.28)
内因性ブドウ糖産生抑制両群とも同様
食事耐性関連インスリン分泌は体重減少とともに減少し、群間差無し(P = 0.71)

包括的systemic arterial stiffnessは有意に食事群で差があり(P = 0.04)
これは主に、低脂肪食群のaugmentation index有意減少によるもので、低炭水化物食群内では有意な増加は認められなかった。



超低炭水化物はせっかくの体重減少による情緒改善効果を減弱させる 2009年 11月 10日

低炭水化物・高脂肪食(Atkins食)の減量効果( A TO Z Weight Loss Study)の結果と疑問編 2007年 03月 07日

低炭水化物ダイエット(アトキンス・ダイエットなど)は血管修復を阻害する 2009年 09月 10日

ダイエット有効性順位:低炭水化物食・地中海式>低脂肪食 ・・・ DIRECT研究

by internalmedicine | 2009-11-26 09:08 | 動脈硬化/循環器  

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