ICU国際調査:感染症が、頻度は高く、アウトカムに多大な影響を与えている

75ヶ国1265のICU、2007年、3月8日の Extended Prevalence of Infection in the ICU (EPIC II)研究は、1日、ポイント頻度研究で、人口動態、物理的、細菌学的、治療的、アウトカムデータを収集したもの

Vincent らは、成人で51%、抗生剤投与は71%と報告

ICU滞在期間長いほど感染リスク増加し、感染は院内死亡率と独立して相関していること判明



International Study of the Prevalence and Outcomes of Infection in Intensive Care Units
JAMA. 2009;302(21):2323-2329.
研究日、7087/13796(51%)が感染下と思われ
9084 (71%)が抗生剤投与

呼吸器系感染4503(65%)、微生物培養は感染患者の4947(70%)で陽性

グラム陰性菌62%、グラム陽性菌47%、19%が真菌

ICU滞在長期患者ほど感染率が高く、特に抵抗性ブドウ球菌、アシネトバクター、緑膿菌、カンジダなどによる場合にめだつ


ICU死亡率は非感染患者の2倍超(25% [1688/6659] vs 11% [ 682/6352], それぞれ; P < .001)
在院死亡率 (33% [2201/6659] vs 15% [ 942/6352]; P < .001) (在院死亡率リスクの補正オッズ比, 1.51; 95% 信頼区間, 1.36-1.68; P < .001)

by internalmedicine | 2009-12-02 08:39 | 感染症  

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