スモークレスたばこ中の発がん物質:多環芳香族炭化水素類 PAHs
2009年 12月 03日
Smokeless tobacco called 'moist snuff' is contaminated with harmful substances
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-12/acs-stc120209.php
スモークレスたばこ製品、いわゆる”moist snuff”は、歯肉と唇の間にはさんで使用する製品
ミネソタの科学者が、発がん物質の成分を減少させたものに製造過程を変えるよう迫った。
この研究はACSの月刊ジャーナル、Chemical Research in Toxicologyにonline出版されている。
(http://pubs.acs.org/stoken/presspac/presspac/full/10.1021/tx900281u)
多環芳香族炭化水素 :Polycyclic aromatic hydrocarbons (PAHs)と呼ばれる、毒性・発がん性の驚くほど高い物質を含む
Irina Stepanov は1986-2003年で使用が約80倍増加し、たばこより安全とされて広まった。
スモークレスたばこは、たばこより癌リスクが低いとされたが、実際には口腔前がん、口腔、食道、膵がん増加をもたらす。
Stepanovらがこの発見する前はごく少量という報告であったが、少なくとも8つのPAHsがスモークレスたばこに存在した。
※ 多環芳香族炭化水素(PAH)出生前環境曝露がIQ低下をもたらす 2009年 07月 23日
by internalmedicine | 2009-12-03 12:02 | 喫煙禁煙