あらたな衛生仮説:幼年期微生物暴露は成人CRPを低下?
2009年 12月 10日
幼少期の清潔すぎる環境は成人後の疾病リスクを高める、研究
2009年12月10日 09:59 発信地:ワシントンD.C./米国
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2673173/5019874
炎症は自然免疫の中心的役割であるが、炎症調整を形作る生体発達に関して未知。乳児期微生物暴露が成人期hsCRPと関連することがフィリピン人の誕生コホートで判明。低体重はCRP高値と相関、生下時体重と心血管疾患の広く記載されている関連を支持する所見。加えて乳児期微生物暴露は低CRPと相関。この相関は、社会経済状態と独立しており、現行の体脂肪測定・出生前・出生直後の栄養が独立した若年成人期CRP濃度と相関。故に、筆者らは、人生早期の微生物との関連が、抗炎症調整ネットワークに役割で、その可塑性を表しているものと思われる。
Early origins of inflammation: microbial exposures in infancy predict lower levels of C-reactive protein in adulthood
Proc. R. Soc. B published online before print December 9, 2009,
Thomas W. McDade, Julienne Rutherford, Linda Adair, and Christopher W. Kuzawa
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by internalmedicine | 2009-12-10 12:18 | 動脈硬化/循環器