米国医学研究支出、官民ともに伸び鈍化

2005年JAMAの報告(Dorseyら)では、生医学的研究の経済的サポートが1994年と2003年比較で倍加していることが示された。

それが、米国連邦、州、地域政府基金、プライベートnot-for-proift entity、企業ベースによるpublicityのupdate解析結果では、研究費用の増加は2005年から緩徐化し、inflation補正年次成長率は2003-2007年の3.4%となり、1994-2003年の7.8%と比べれば増加率低下。
2008年のNIHおよび企業からの基金のinflation補正絶対値は2%減少。

Funding of US Biomedical Research, 2003-2008
E. Ray Dorsey et. al.
JAMA. 2010;303(2):137-143.

米国の官民とも、この分野への研究費支出 鈍化が明らかとなった。


米国の研究におんぶにだっこの日本の現状・・・これを日本の地位の相対的浮上の契機と考えるか、米国とともに衰退していくか・・・民主のdestructiveな政策、iPS研究さえ、仕分けにされたと聞くと・・・

by internalmedicine | 2010-01-13 08:49 | 医学  

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