降圧剤としてのβ遮断剤の存在意義・・・?

利尿剤やCCBにβ-遮断剤を加えることで、開始1回目で6/4 mmHg血圧低下、2回目に8/6mmHg低下
β-遮断剤による血圧降下は利尿剤に比べ効果が低い。
セカンドラインβ遮断剤使用で、収縮期血圧低下作用はセカンドラインサイアザイド利尿剤と同程度
だが、β断罪は脈圧への影響が少ない。対して、利尿剤は用量依存的に脈圧低下させる。
この違いが、β遮断剤が臨床的効果である、心血管アウトカム効果が弱いことにつながる
こととなる。特に高齢者ではその差が大きい。

Blood pressure lowering efficacy of beta-blockers as second-line therapy for primary hypertension
http://www.cochrane.org/reviews/en/ab007185.html


くそみそですな・・・β遮断剤


話は変わるが・・・

30年以上前は利尿剤からβ遮断剤に多くが移行し、その後カルシウム拮抗剤へ移行していった。見放された理由が、日本での利尿剤の用量設定の間違いというのはだれしも一致した意見となっているが、なぜそのようなことが起きたのか。
他の分野、たとえば、糖尿病における、メトホルミンも、日本では見放され続けた。そして、副作用記述回避のため、輸入という斜め上の手段をとらせた厚労省・・・これに関して一度、まとめてみたい。官僚&御用研究者・教授どもの悪あがきが透けて見える。

日本の厚労省の薬事行政というのは・・・とてもひねくれてる。それだけでなく、歴史的失敗を繰り返しながらも反省せず、極秘裏にごまかす。

by internalmedicine | 2010-01-23 11:07 | 動脈硬化/循環器  

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