ENCORE研究:DASH食効果と運動・減量追加効果・・・血圧、血管マーカー・自律神経機能改善

ライフスタイル修正が高血圧早期の治療として第一選択として推奨され、DASH食が降圧効果として優れていることが判明、しかし、減量+運動にDASH食(a diet high in low-fat dairy products and fruits and vegetables) )を追加するベネフィットは広くまだ研究されてなかった。

ということで、ENCORE (Exercise and Nutrition Interventions for Cardiovascular Health) 研究にて、DASH食単独と、通常食事コントロール+体重管理プログラムを144名の過体重・肥満、未治療血圧高値者で比較。


通常食比較すると、DASH食被験者の有意な血圧低下がみられ、同様に、腕動脈flow-mediated dilatation、baroreflex sensitivityといった心血管バイオマーカー、、左室容積の有意な改善がみられた。


運動と体重減少をDASH食に加えることで、血圧減少がさらに顕著、心血管・自律神経機能の改善がみられ、左室容積が減少した。


Effects of the DASH Diet Alone and in Combination With Exercise and Weight Loss on Blood Pressure and Cardiovascular Biomarkers in Men and Women With High Blood Pressure
The ENCORE Study
Arch Intern Med. 2010;170(2):126-135.
診療所測定血圧減少効果は、16.1/9.9 mmHg(DASH+体重コントロール)、11.2/7.5 mm(DASH多読)、3.4/3.8(通常食事コントロール)(P < .001)

類似パターンが持続血圧でも観察 (P < .05)

DASH+体重管理で、DASH単独より、脈波速度、baroreflex sensitivity、左室容積に関して特に大きな改善がみられた(all P < .05)




baroreflex sensitivity (BRS):

Evaluation of Baroreflex Sensitivity by the Sequence Method Using Blood Pressure Oscillations and R-R Interval Changes during Deep Respiration
Eur Neurol 2003;50:230-243 (DOI: 10.1159/000073865)


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by internalmedicine | 2010-01-26 08:46 | 動脈硬化/循環器  

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