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経皮的ニコチン置換長期療法の有効性

禁煙の習慣化ができあがることが大事で、経皮的ニコチン置換療法の有効性は期間依存的な部分があることは当然だろう。

Effectiveness of Extended-Duration Transdermal Nicotine Therapy: A Randomized Trial
Ann Intern Med February 2, 2010 152:144-151

非層別化小ブロック、ランダム化スキームにて、標準治療 (Nicoderm CQ [GlaxoSmithKline, Research Triangle Park, North Carolina], 21 mg, for 8 weeks + placebo 16 weeks)  と extended therapy(Nicoderm CQ, 21 mg, for 24 weeks)の比較

24週目で、extended therapyは、標準治療群に比べ、ポイント表現禁煙率で明らかに高く(31.6% vs. 20.3%; odds ratio, 1.81 [95% CI, 1.23 to 2.66]; P = 0.002)、禁煙継続率 (41.5% vs. 26.9%; odds ratio, 1.97 [CI, 1.38 to 2.82]; P = 0.001)、継続的禁煙(19.2% vs. 12.6%; odds ratio, 1.64 [CI, 1.04 to 2.60]; P = 0.032)も高い。

Extended therapyは中断リスク減少 (hazard ratio, 0.77 [CI, 0.63 to 0.95]; P = 0.013)、禁煙中断からの回復増加(hazard ratio, 1.47 [CI, 1.17 to 1.84]; P = 0.001)

禁煙中断までの時間は、extended therapyは標準群より緩徐 (hazard ratio, 0.50 [CI, 0.35 to 0.73]; P < 0.001)

52週で、extended therapyは禁煙率高い(P = 0.027)

副作用、副事象の差異は両群で見られず


日本では、経皮的ニコチン置換療法として

・ニコチネルTTS(医療用)は、8週間(4週間 30mg、2週間 20mg、2週間 10mg)
・ニコチネル パッチ(OTC)は、7週間以上可(6週間 20mg、2週間以上 10mg)


・・・ということで、医療用での期間制限がある以上、長期療法は、医師の手を離れ、現実的には、薬剤師さんたちが主役。禁煙指導という医療システムが、医療機関から分断されることに疑問を感じるが、しっかりした形の指導が、敷居が低い形でなされれば、公の利益となる・・・

だが、気になるのは、薬局の棚に、有害性が疑われる代物やエビデンスのない代物を陳列されている薬局。

以下の問題商品が、薬局から排除されることが、前提と思う。
米国家庭医協会 :電子たばこに関して禁煙補助使用不可と 2009-07-29
”電子たばこ”を有害性の説明無くメディアで扱って良いのか? 2008-12-08
禁煙草って・・・ 2004-05-06

by internalmedicine | 2010-02-02 14:55 | 喫煙禁煙

 

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