2009年 02月 01日 ( 1 )

 

CBT自己学習

歴史
one of the founders of cognitive therapy

Aaron Temkin BecK


The empirical status of cognitive-behavioral therapy:
A review of meta-analyses
Andrew C. Butler , Jason E. Chapman , Evan M. Forman , Aaron T. Beck (pdf)
・大きな効果:単極性大鬱病、 全般性不安障害、 :広場恐怖を伴う・伴わないパニック障害、 posttraumatic stress disorder、 小児うつ、 anxiety disorders

中等度効果:marital distress、 anger、 childhood somatic disorders、chronic pain

成人うつでは、抗うつ薬より若干すぐれているが、成人うつ+ obsessive-compulsive disorder(強迫性障害)では同等

コントロール困難では、bulimia nervosa、統合失調症




ヒトの心理学の"information-processing model"を導入した"talk therapy"の一形態

精神分析的方法論から派生して、主観的体験を【認知】として解釈を加えずそのまま臨床的に扱う方法と、行動療法(学習理論に基づく刺激-反応(S-O)理論から、刺激・有機体・反応(S-O-R)理論(Clark Hull (1884 – 1952))

Global Theory of Behavior
sEr = (sHr x D x K x V) - (sIr + Ir) +/- sOr
Habit strength, sHr, is determined by the number of reinforces.
Drive strength, D, is measured by the hours of deprivation of a need.
K, is the incentive value of a stimulus, and V is a measure of the connectiveness.
Inhibitory strength, sIr, is the number of non reinforces.
Reactive inhibition, Ir, is when the organism has to work hard for a reward and becomes fatigued.
The last variable in his formula is sOr, which accounts for random error.
Hull believed that this formula could account for all behavior, and that it would generate more accurate empirical data, which would eliminate all ineffective introspective methods within the laboratory (Thomson, 1968

(参考:BEHAVIORISM)


アーロン・ベック:うつ病の認知療法

アルバート・エリス:論理療法(Rational Therapy:RT)

アーノルド・ラザルス:Multimodal Therapy、認知的評価理論

ドナルド・マイケンバウムストレス免疫訓練








基本原則
1.常に基本モデルに沿ってクライアントの体験を理解する
2.カウンセラーとクライアントはチームを形成し、信頼関係を通じて実証的見地から共同作業を行う → 共同的実証主義
3.「今、ここの問題」に焦点を当て、その解決を目指す → 問題解決志向
4.心理教育を重視し、クライアント自身が自己治療やセルフカウンセリングができるようになることを目指す。それによって再発を予防する
5.毎セッションおよび初回から終結までの流れを構造化する


基本スキル
1.双方向的なコミュニケーション
・気分のよい対話
・双方向的な対話のコツ
1.親切であること
2.物分りがよすぎないこと

ソクラテス式質問法のポイント
1.当事者が自問し、自ら発見できるように問いかける
2.適度に制約を設けたオープン・クエスチョンを用いる
3.どんな回答であれ、相手の発言を尊重する
4.どんな回答であれ、相手の発言に関心を示す

2.アセスメントと心理教育
アセスメントの定義:クライアント自身について、そしてクライアントが抱える問題、クライアントが置かれている状況などについて、その経過と現状を、できるだけ多層的、全体的にとらえようとする手続きのこと

ポイント
1.認知的概念化、事例定式化とも呼ばれる
2.医学的診断と整合する(DSM-IV)
3.CBTの基本モデルに基づく
4.アセスメントは常に参照、改定され続ける
5.尺度、数値を併せて使うことが望ましい


3.セッションを構造化する
アジェンダ設定
セッションの開始時カウンセラー、クライアント双方の希望(そのセッションで話し合いたいこと、目的とすること)を出し合い、協力してアジェンダの項目と順序(必要なら時間配分も)を決めていく。決められたアジェンダに沿って、その後の話し合いを進める

4.認知再構成法(狭義の認知療法)
過度にネガティブな気分・感情と関連する認知(考えやイメージ)を再構成するためのスキル。図表などのツールを用いることが多く、「コラム法」「DTR(非機能的思考記録表)」などと呼ばれることもある。「認知療法」というと、まず連想されるのが、この認知再構築法である


手順
1.ストレスフルな具体的状況、場面を特定する
2.上記1における気分、感情を同定し、強度を評価する
3.上記1における自動思考(イメージを含む)を同定し、その確信度評価する
4.検討する対象となる自動思考を選択する
5.その自動思考をさまざまな支店から検討する
6.新たな思考を案出し、その確信度を評価する
7.上記1~6の結果(もとの自動思考および気分・感情の変化)を評価する


認知機能構成法のポイント
1.クライアントのペースに合わせる
2.クライアントがCBTの基本モデルを理解していることを確認してから導入する
3.対話による体験後、ツールを導入する
4.スキルの一種として、習得にはそれなりの練習が必要であることをクライアントに理解してもらう
5.認知を「正す」「修正する」のではなく、認知の「幅を広げる」「柔軟性を高める」ことを目的とする

5.問題解決法
日常生活における現実的な諸問題によりよく対処するための、認知的/行動的な一連の問題解決スキル。心理学、とくに認知心理学などにおける問題解決研究が基礎となる

手順
1.問題を具体的に、かつ他軸的表現する
2.問題解決に向けて、認知を適応的・機能的に整える
3.現実的な解決状況をイメージし、課題として表現する
4.課題到達のための方法を、ブレインストームする
5.上記4の諸方法を、その有効性と実行可能性から評価する
6.認知および行動的な計画をシナリオ化する
7.上記6の計画を実践し、結果を検証する


ポイント
1.クライアントのペースに合わせる
2.クライアントが主体的に問題解決に取り組めるよう、手助けする
3.クライアントが問題解決法のスキル自体を習得するよう援助する
4.問題の表現および認知的準備を、丁寧に行う
5.ブレインストーミングの時間を、十分にとる
6.計画は、「うまくやる」ためでなく、「実行して検証する」ためのものでることを、強調する。すなわち「実験してみること」が重要であることを強調する

6.その他の認知行動療法
・リラクセーション法
・認知行動リハーサル
・イメージ技法
・ブレインストーミング
・ロールプレイ
・フリートーク
・モニタリング
・スケジューリング
・アサーション(自己主張訓練(AT: assertion training))
・SST(社会技能訓練)
・読書療法
・外在化
・モデリング
・暴露反応妨害法
・系統的脱感作
・その他

(認知療法・認知行動療法カウンセリング初級ワークショップ―CBTカウンセリング (単行本) )



by internalmedicine | 2009-02-01 12:59 | 精神・認知