2009年 02月 11日 ( 2 )

 

進行期腎不全患者のリン除去食教育効果:軽度リン濃度低下

Phosphorus Improvement Pilot Study(http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT00583570

Effect of Food Additives on Hyperphosphatemia Among Patients With End-stage Renal Disease
A Randomized Controlled Trial
JAMA. 2009;301(6):629-635.

【デザイン・セッティング・被験者】北東部オハイオの14の長期透析施設におけるクラスターランダム化対照化トライアル
279名の血中リン高値(>5.5mg/dL)を2007年5-10月まで参入
12の大規模施設が2つ、2つの小規模施設の1つをランダムに介入・対照群としてい割り付けた
【介入】介入被検者(n=145)は、小売店での購入やファスト・フードレストランと言った状況でのリンを含む食事を除去する教育を受けた。対照群(n=134)は通常ケア
【主要アウトカム測定】3ヶ月後の血中リン酸濃度の変化
【結果】2群で、ベースラインで、血中リン濃度の有意な変化はなかった
3ヶ月後、血中リン濃度は介入群で 0.6 mg/dL vs 対照(95% 信頼区間, –1.0 ~ –0.1 mg/dL)
介入群被験者は有意に栄養素表 (P<.001)を読み、栄養表示ラベル (P = .04) を読むようになった
しかし、食品知識スコアは増加せず(P = .13)

【結論】進行期腎不全患者のリン含有食品の教育は軽度高リン酸血症低下に寄与する。


慢性腎臓病に対する食事療法基準年版(pdf
・・・これでは、リンは・・・蛋白食と不可分として、継子あつかい?

by internalmedicine | 2009-02-11 11:39 | 動脈硬化/循環器  

米国メディケア・メディケイド:コーディネーションという名前は良いが・・・役立たず

医療介護などなどでのもめ事は、マスコミや行政の連中は、コーディネーターやらマネージャーという職業が中に入れば全て解決とおもってるらしい。

彼らが介入して、そのアウトカムに関する科学的検討はなされていない。

米国のメディケア・メディケイド出資のコーディネーションセンターにおけるその効果のほどは、入院数を減らすことができず、ネットの医療費削減にもつながらなかったという報告


Effects of Care Coordination on Hospitalization, Quality of Care, and Health Care Expenditures Among Medicare Beneficiaries
15 Randomized Trials
JAMA. 2009;301(6):603-618.

2002年の15の独立した臨床トライアルで、通常の重症疾患メディケア受益者と、ケアコーディネーションの効果を評価した物

入院率、費用、ケアの質を含むトライアルで、わずか2つのケアコーディネーション・プログラムしか入院を減らせず、全般的費用削減となったプログラムは存在しなかった。





お題目だけ正しければ、全て解決すると思っている・・・日本の馬鹿官僚や行政・政府・・・改革というならその総括をする努力をしろ!医療にまったく理解が無く、機能回復訓練や機能維持の考えが全くないケアマネージャー自身の自己都合によるケアプランが年々多くなっていると実感している。慢

by internalmedicine | 2009-02-11 11:23 | 医療一般