2009年 06月 13日 ( 2 )

 

痛風発作は尿酸値低値でも否定できない

正常の尿酸値だからといって、痛風発作は否定できない。急性発作の大規模研究において、元来の飽和溶解度6.8 mg/dL未満でも発作は生じた。これはおそらく、痛風結節(tophus)の持続や尿酸プール増大によるのだろう。尿酸治療中の痛風発作は低値で生じる。

Serum Urate During Acute Gout
The Journal of Rheumatology June 1, 2009 vol. 36 no. 6 1287-1289

2つのRCTデータからで、339名の被験者で、94%男性、平均年齢50.5歳
急性痛風中の患者で、ベースライン血清尿酸値、正常(≤ 6 mg/dl)は14%、 ≤ 8 mg/dl は32%
ベースライン平均血清尿酸は、アロプリノール処方中 7.1 vs 非処方 8.5 mg/dl

慢性のallopurinol処方患者は、急性発作時も、ベースラインの血中尿酸濃度が低い



痛風というのは西側諸国では1%程度の成人で、男女比が7:1~9:1で、ひとはuricaseを発現できず、プリン拡散代謝の最終産物となってしまっているのが原因である。


内科に痛風発作って駆け込むことが多いのか、開業してから症例数が多くなった。“発熱,頻脈,悪寒,倦怠,および白血球増加”という全身症状をきたす急性結晶性関節炎で、しかも再発性に、遭遇している。
内科でも、以外と、頻度が多くて、重大な疾患である・・・痛風

ref.)
Gout N Engl J Med. Vol. 349: (17) 1647-1655 Oct. 23, 2003

by internalmedicine | 2009-06-13 09:37 | 運動系  

FDA指示:LT系薬剤の精神神経系副事象記載

【FDA】シングレアなどのLT拮抗剤による自殺リスク増加の可能性 2009-01-19で以前触れた。

現時点で、日本の添付文書(シングレア:pdf)では、行動変容などの注意書き無し

米国FDAがLT修飾剤のレベリング修正要求
For Immediate Release: June 12, 2009
montelukast(シングレア)、zafirlukast(アコレート)、zileuton(Zyflo)の神経性心イベント(行動、気分変化)についてdrug labelling、薬剤情報変更を要求



FDA: Leukotriene Inhibitors Associated with Suicide, Depression
By Kristina Fiore, Staff Writer, MedPage Today
Published: June 12, 2009
LT阻害剤は、自殺・うつを含めた神経精神的イベントのリスク増加に関して注意されるべきである・・・と、FDA
これは、シングレア、アコレート、zileuton (Zyflo and Zyflo CR)に適用される。
4月にレビューが行われ、興奮性、攻撃性、不安、異常夢、幻覚、うつ、不眠、いらいら感、落ち着きの無さ、自殺、自殺思考、振戦が含まれる。

市販後調査のレビューに基づき、神経精神的イベントは頻度は多くなく、利用できるデータは少なかった。
睡眠障害、主に不眠はプラセボより多くが報告されている。
montelkastアナウンス後の2008年のレビュースタートしたFDAは、自殺性と自殺に関してその関連性を報告。レビューは不完全だが、、1月にアップデートされている。
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by internalmedicine | 2009-06-13 08:57 | 呼吸器系