2009年 07月 09日 ( 5 )

 

アズマネックスツイストヘラー

ASMANEX® はそのまま、アズマネックス(R)ツイストヘラー(R)として承認


Possible Dose-Counter Errors w/ Asmanex Twisthaler (Mar. 07)

すでに、器具の破損報告があるようだ・・・



ひねるというのは、パルミコート・タービュヘラーで経験済みだが・・・・タービュヘラーはひねって戻すという動作・・・


さて、老人相手が多い当方、いかに指導していくか

診療側・調剤にこういう吸入薬剤指導分の報酬措置があってしかるべきだと思うのだが・・・

by internalmedicine | 2009-07-09 17:35 | 呼吸器系  

免疫抑制剤に長寿効果=高齢マウスへの投与で確認-人では危険と警告

星新一の世界・・・

饑餓で寿命延長(長生きのためには食うな! 2007-04-06  )と、カロリー制限とSIRT1の関連が話題になった(2007-12-01


今回は、マクロライドラクトンであるシロリムス(ラパマイシン)(免疫抑制剤、シロリムス溶出ステント、加齢黄斑変性へのチャレンジ中・・・)で、おなじみ。

免疫抑制剤に長寿効果=高齢マウスへの投与で確認-人では危険と警告・米研究チーム

7月9日14時15分配信 時事通信


原文:Rapamycin fed late in life extends lifespan in genetically heterogeneous mice
Nature advance online publication 8 July 2009 | doi:10.1038/nature08221; Received 9 April 2009; Accepted 24 June 2009; Published online 8 July 2009



これくらいになると、まぁ・・・難しいは・・・単なる町医者には・・・(苦笑)




mTOR SignalingPathway Description:http://www.cstj.co.jp/reference/pathway/mTor.php



mTOR 阻害薬を用いた癌治療(日本薬理学雑誌 転載:http://plaza.umin.ac.jp/JPS1927/fpj/topic/topic_122_5_457.htm)



イースター島で発見された、シロリムス(ラパマイシン、ラパミューン)は天然の抗菌物質で、強い免疫抑制作用があり、細胞の増殖を抑える働きがある。タクロリムス(Prograf(TM), FK506)も同じマクロライドラクトンだが、異なる機序。
薬剤情報、特に、副作用のところをみると、警告だらけ・・・http://www.rxlist.com/rapamune-drug.htm

by internalmedicine | 2009-07-09 15:53 | 医学  

レビュー:旅行と静脈血栓塞栓

Travel and Risk for Venous Thromboembolism
right arrow Divay Chandra, MD, MSc; Emilio Parisini, MSc, PhD; and Dariush Mozaffarian, MD, DrPH
Ann Int Med. Vol. 151 (34) Aug. 2009

結論から言えば・・・旅行時間と共に静脈血栓塞栓のリスクは高まる


1560のアブストラクト抽出、14研究(11症例対照、2コホート、1つの症例・交差)、4055例のVTEを含む対象がクライテリア合致

非力者と比較して、旅行者のVTE総括的プール化相対リスクは2.0 (95% CI, 1.5 ~ 2.7)

有意なheterogeneityが選択された対照被験者の方法論であるが、故に認めらた (P = 0.008)
すなわち、対照被験者において、対象者がVTEなのか、VTE検討無し対照なのかが混同されている。

VTE参照対照を除外した場合、プール化相対リスクは、2.8(CI, 2.2-3.7)で有意なheterogeneityは認めず

用量反応関係が見られ、どのモードでも、旅行時間2時間毎にVTEリスク18%増加(P = 0.005)、飛行機旅行2時間後とに26%毎増加(P = 0.005)




Forest plot of the relative risks for travel-related venous thromboembolism.
The P value for heterogeneity and the I2 statistic are noted below the pooled estimate in each panel. VTE = venous thromboembolism

上 14研究全部の相対リスクR

中 8つの報告の相対リスク:非参照対照被験者とコホート、症例対照交差デザインを含むケース

下 参照対照被験者の相対リスク

by internalmedicine | 2009-07-09 09:41 | 環境問題  

PET-CTによるステージング:全体的にはupstage適切だが、中には不適切なupstage例も・・・

PET-CTと頭蓋内画像診断による術前ステージングは縦隔・胸腔外疾患患者を多く見いだすこととなる。
病期評価不適切手術を避けることができるが、多くの患者では不適切なupstaged diseaseとなる場合もある。

Positron Emission Tomography in Staging Early Lung Cancer: A Randomized Trial
Annals of Internal Medicine, 07/07/09

PET-CT 170、通常のステージング 167
8名が計画手術を受けなかった(PET-CT 3名、通常ステージング 5名)

PET-CTで23/167、通常のステージングで11/162でupstageされ、手術回避された
(13.8% vs. 6.8%; 差, 7.0%ポイント [95% CI, 0.3 ~ 13.7 %ポイント]),

適正upstage比率



正しいupstageing、縦隔病変診断




PET-CTで8例、通常ステージングで1例、不適切なupstage化
(4.8% vs. 0.6%; 差, 4.2 %ポイント [CI, 0.5 ~ 8.6 %ポイント])


不適切understageは、それぞれ、25、48(14.9% vs. 29.6%; 差, 14.7 %ポイント [CI, 5.7 ~ 23.4 %ポイント])

3年時点で、PET-CTステージング群 52名、通常ステージング群57名死亡


by internalmedicine | 2009-07-09 09:20 | がん  

H1N1インフルエンザからのレッスン

Lessons From Outbreaks of H1N1 Influenza
Annals of Internal Medicine, 07/07/09 (フル フリー)

”Reassortment of influenza virus” 

遺伝子再集合(reassortment)というキーワードで、解説

RNAウィルスの特徴でもあるが、遺伝子複製のエラー率が高い
分断化ウィルスゲノムのが同じ細胞内で互いに再集合を行う


飛行機旅行のため、さらに数時間で遠隔地に到達する可能性が高くなったため、地域的なエマージング・リエマージング感染問題が、世界的な医学・公衆衛生プライオリティーとなることとなった。

今回のインフルエンザウィルス感染について詳細いまだ不明だが、種の壁を通してウィルスがクロスし、人へ感染が広がる。職業的な人畜摂食が鍵となるだろう。

by internalmedicine | 2009-07-09 08:33 | インフルエンザ