2010年 08月 04日 ( 2 )

 

糖尿病患者の血圧コントロール

糖尿病患者の血圧コントロール・トライアルのまとめ

ADAがらみなので、読む意義はあるだろう

Blood Pressure Management in Patients With Diabetes

1. Amanda H. Salanitro, MD, MSPH and
2. Christianne L. Roumie, MD, MPH

Clinical Diabetes July 1, 2010 vol. 28 no. 3 107-114


糖尿病・腎疾患患者の場合は、収縮期血圧130 mmHg、拡張期血圧 80 mmHgを閾値にする


糖尿病患者の血圧薬物治療臨床トライアル



UKPDS:新規発症糖尿病、厳格血圧コントロール群(goal < 150/85 mmHg) vs やや緩和血圧コントロール群(goal < 180/105 mmHg)比較で、心筋梗塞・突然死・卒中・PVD減少、微小血管疾患も減少、心筋梗塞の予防効果に疑問・介入期間継続に問題あり
HOT:収縮期血圧 <140、拡張期血圧 <85で、拡張期血圧 90 mm Hg以下目標に比べ、80 mm Hg以下目標で心血管イベント半減
HOPE:lisinoprilのプラセボ比較で、心筋梗塞・卒中・心血管死減少、MICRO-HOPEにて腎症22%減少
ALLHAT:CCB、ACE阻害剤、サイアザイド、(α1アンタゴニスト)比較:薬剤間で、アムロジピン・lisinoprilのクロロサリドン比較の心不全増加
ABCD:微小血管疾患ターゲット:拡張期血圧 75 mm Hg、80-89 mm Hg比較;積極治療で死亡数半減、網膜症・神経障害差なし
ACCORD BP:収縮期血圧 <120:プライマリアウトカムに差なし、心血管イベント数、卒中数は少ないが副事象増加

by internalmedicine | 2010-08-04 09:49 | 糖尿病・肥満  

青少年アルコール・暴力救急受診:セラピスト・コンピュータ介入による減少効果

暴力・アルコール乱用救急受診報告のある青年期のランダム化トライアル

Waltonらは、単回セッション、 ”brief motivational and conflict-resolution intervention”、コンピュータ化、もしくは、セラピストを介した介入を比較

地域リソースのパンフレットのみ受け取り割り付け群対照に比べ、パンフレットおよび手短な介入された介入では、フォローアップ中の対暴力・アルコールエピソードが少なかった。

6ヶ月時点で、セラピスト介入被験者軍ではアルコールに関して、32.2%減少、対照17.7%減少
コンピュータ介入では29.1%、対照17.7%減少

Effects of a Brief Intervention for Reducing Violence and Alcohol Misuse Among Adolescents

A Randomized Controlled Trial

Maureen A. Walton, MPH, PhD; Stephen T. Chermack, PhD; Jean T. Shope, PhD; C. Raymond Bingham, PhD; Marc A. Zimmerman, PhD; Frederic C. Blow, PhD; Rebecca M. Cunningham, MD

JAMA. 2010;304(5):527-535. doi:10.1001/jama.2010.1066


日本では、暴力事件などは司法介入などがあるだろうが、アルコール乱用は野放しでは?

行政は、セラピー導入の仕組みを作る必要があるのでは?

by internalmedicine | 2010-08-04 08:32 | 集中・救急医療