2010年 08月 05日 ( 8 )

 

男性諸君・・・もてるためには赤色ですぞ

多くの非ヒト動物では、メスはオスの赤い部分に惹かれる
赤は、多くのヒト以外の脊椎動物でもオスの地位の象徴であり、メスが赤に惹かれ、人工的に赤を示しても、同様な反応を起こす。

ヒト・非ヒトで、メス(女性)が、オス(男性)の赤に反応するか実験を行い、オス(男性)の赤の背景、もしくは、赤い服の時に、メス(女性)が魅力的に感じ、性的に好ましいことを示し、このred effectは、地位認識と関連することを追加確認した。

赤の外見の影響は女性の男性へのロマンティックな魅力として特異的なようである。




Red, rank, and romance in women viewing men.
Journal of Experimental Psychology: General Pages 399-417
Elliot, Andrew J.; Niesta Kayser, Daniela; Greitemeyer, Tobias; Lichtenfeld, Stephanie; Gramzow, Richard H.; Maier, Markus A.; Liu, Huijun





by internalmedicine | 2010-08-05 16:04 | 精神・認知  

12種のサプリメント含有有害成分

Report: Dietary supplements pose health risks
http://pagingdrgupta.blogs.cnn.com/2010/08/04/report-dietary-supplements-pose-health-risks/



5月のことで恐縮だが、米政府のGeneral Accounting Office (GAO)が、ハーブサプリメントで有害性のあるものを公表したとのこと


12の有害性成分(
http://www.consumerreports.org/health/natural-health/dietary-supplements/supplement-side-effects/index.htm

・ACONITE(aconiti tuber, aconitum, radix aconiti) :【植】 トリカブト
・BITTER ORANGE(aurantii fructus, Citrus aurantium, zhi shi) :【植】 ダイダイ.
・CHAPARRAL(creosote bush, Larrea divaricata, larreastat)
・COLLOIDAL SILVER(ionic silver, native silver, Silver in suspending agent) : コロイダルシルバー
・COLTSFOOT(coughwort, farfarae folium leaf, foalswort) :【植】 フキタンポポ,カントウ
・COMFREY(blackwort, common comfrey, slippery root) :【植】 コンフリー
・COUNTRY MALLOW(heartleaf, Sida cordifolia, silky white mallow) :【植】 カントリー・マロウ
・GERMANIUM(Ge, Ge-132, germanium-132)
・GREATER CELANDINE(celandine, chelidonii herba, Chelidonium majus) :【植】 クサノオウ
・KAVA(awa, Piper methysticum, kava-kava) :【植】 カバ (http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/diet/tuuchi/1128-1.html)
・LOBELIA(asthma weed, Lobelia inflata, pukeweed, vomit wort) :【植】 ロベリア(ルリチョウソウ)
・YOHIMBE(yohimbine, Corynanthe yohimbi, Corynanthe johimbi)



ネットで検索すると、その辺にあふれてることがわかる・・・




ビターオレンジ: http://bit.ly/bdHv5m
コロイダル・シルバー:http://bit.ly/9AGTOH
コンフリー:http://bit.ly/bhIRXA
カントリー・マロウ:http://bit.ly/bhIRXA
・・・・

by internalmedicine | 2010-08-05 12:03 | 環境問題  

血中PICP:肥大型心筋症発現前の心筋線維化を検知

明らかな肥大型心筋症の形質発現をみないサルコメア変異キャリア者の、血中PICP(C-terminal propeptide of type I procollagen)の増加は、サルコメアにおける心筋コラーゲン合成促進を示唆する。このprofibrotic stateはMRI左室肥大・線維化で明らかになる前に検知される。


Myocardial Fibrosis as an Early Manifestation of Hypertrophic Cardiomyopathy
N Engl J Med 2010; 363:552-563 August 5, 2010

心筋の線維化のマーカーとしての、sarcomere-gene mutation


病的sarcomere変異と明らかな肥大型心筋症、遺伝子あるが左室肥大を示さない39名、変異を持たない30名の対照を比較

血中C-terminal propeptide of type I procollagen (PICP) の値は有意に変異キャリアで対照より高値 (31% 、 69% 高値; P<0.001).

PICP/C末端PICPは明らかな肥大型心筋症のみで増加

故に、コラーゲン産生が消失より上回っている病態が示唆される。

心臓MRIにより、ガドリニウム後期取り込みは、心筋線維化が示唆される明らかな71名の肥大型心筋症の71%にみられた。対して、左室肥大なしのキャリアでは取り込みがなかった。

by internalmedicine | 2010-08-05 11:08 | 動脈硬化/循環器  

抗けいれん薬と自殺の関係:てんかん患者では関連なし・・・

抗けいれん薬(AED:antiepileptic drug と 略す場合もあるようだ )の自殺への影響が取りざたされ、特に、topiramate(商品名:Topamax:日本 トピナ錠) と lamotrigine(ラモトリギン(商品名 ラミクタール))が問題視されている(http://www.medscape.com/viewarticle/723264)。


観察研究だが、抗けいれん薬はてんかん患者では自殺関連イベント増加と関連せず
しかし、うつを有する患者や転換・うつ・双極性感情障害を有しない人ではリスク増加をみとめたという報告

Suicide-Related Events in Patients Treated with Antiepileptic Drugs

Alejandro Arana, M.D., Charles E. Wentworth, M.S., José L. Ayuso-Mateos, M.D. and Felix M. Arellano, M.D.

N Engl J Med 2010; 363:542-551August 5, 2010







アルコール依存治療薬 協和発酵キリン株式会社の薬品が抗酒的に効く 2007-10-10 08:26

by internalmedicine | 2010-08-05 10:50 | 精神・認知  

血中脂質に関与する95個の遺伝子座:

Terpsichore TM, et al
医学: 血中脂質に関与する95個の遺伝子座の生物学的、臨床的および集団的関連
Biological, clinical and population relevance of 95 loci for blood lipids p707


Kiran Musunuru, et al
医学: 1p13コレステロール遺伝子座における非コード変異から、SORT1を介して生じる表現型
From noncoding variant to phenotype via SORT1 at the 1p13 cholesterol locus p71
4


Medpage(http://www.medpagetoday.com/Cardiology/Dyslipidemia/21521)を読むと、コモンな多遺伝子疾患における大規模な遺伝子研究の現状とその限界が見えてくる。

・資金がなければ大規模な正統な遺伝子・疾患研究は無理
・その研究もある程度でプラトーを迎える
・プラトーとなっても、疾患・特性変数の説明は一部しかできない

ヨーロッパ民族10万人超の遺伝子解析で、95のコモンな遺伝子変異、59はそれまで知られなかったもので、近傍遺伝子に影響をあたえるもの
遺伝子近傍に集積する遺伝子は脂質レベル調整的に働いていてそれまで知られてなかった。

Natureに2つ関連報告


Sort1と呼ばれる遺伝子の肝臓での発現低下によりLDL-Cの増加がみられる


95 のsingle nucleotide polymorphisms (SNPs)が、肝臓での正常バリエーションや極端な異常値でも影響を与えていることを示した。

非ヨーロッパ3民族でもこの所見はみられ、血中脂質値と冠動脈疾患の新しいいくつかの領域リンクが見いだされた。
マウスでは、3つの疑わしい、新しい遺伝子、GALNT2、 PPP1R3B 、 TTC39B発見、これが脂質異常と関連

最大規模の遺伝子研究により、疾患や特性が明らかになってきた。

研究サイズが大きいほど、発見数は線形に増加する、脂質レベルの影響を与える遺伝子変異は200-400の遺伝子でプラトーに達するだろうと、Kathiresan(Massachusetts General Hospital)は述べている。
反対に、この研究でわかった遺伝子変異でも、1/4しか、脂質異常を説明できない。

by internalmedicine | 2010-08-05 10:07 | 医療一般  

術後のゲンタマイシン・コラーゲン・スポンジはかえって創部感染を増やす

直腸結腸手術時、止血に加え、感染予防目的の、ゲンタマイシン放出コラーゲンスポンジは感染頻度を減少せず

# スポンジがこのブログの仕組みで変なリンクされるのがいやなので、spongeのままとした。

外科手術閉鎖時fascia上に、ゲンタマイシンコラーゲンスポンジを挿入と、プラセボを比較

Gentamicin–Collagen Sponge for Infection Prophylaxis in Colorectal Surgery
August 4, 2010 (10.1056/NEJMoa1000837)

創部感染: sponge群 90/300 vs 対照 63/302: 30.0% vs 20.9% 差 p=0.01

表層性創部感染: sponge群 20.3% vs 13.6% P=0.03

深在性創部感染: sponge群 8.3% vs 6.0%: 有意差なし

創部感染所見・症状のためのER・外科診療所受診:sponge群 19.7% vs 11.0%( P=0.004)

入院患者ケア必要のための再入院 7.0% vs 4.3%: 有意差なし

副事象頻度有意差なし



肝心のゲンタマイシンは急激に消失して、その後コラーゲンが細菌の培地としての役割を果たし、コラーゲンが局所的に刺激性を生じ、皮膚バリアの損傷をきたすのではないか・・・結果、表層性感染リスクを増加させるのではないかと考察されている。

by internalmedicine | 2010-08-05 09:16 | 感染症  

遺伝性血管性浮腫急性発作: Cinryze:ナノフィルター化C1 inhibitor投与効果

当方、NEJM subscribeうまくいかなくて・・・フルテキストにアプローチ不能のため羅列・・・ご容赦

hereditary angioedema・遺伝性血管性浮腫の急性発作に対する、C1 inhibitor治療

Nanofiltered C1 inhibitor concentrate (C1INH-nf, CinryzeR)

Nanofiltered C1 Inhibitor Concentrate for Treatment of Hereditary Angioedema
N Engl J Med 2010; 363:513-522August 5, 2010





Recombinant plasma kallikrein inhibitor:Ecallantide
Ecallantide for the Treatment of Acute Attacks in Hereditary Angioedema
N Engl J Med 2010; 363:523-531August 5, 2010




Icatibant, a New Bradykinin-Receptor Antagonist, in Hereditary Angioedema
N Engl J Med 2010; 363:532-541August 5, 2010





参考:http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/imed3/lab_2/page4/angioedema.html


乾燥濃縮人C1-インアクチベーター製剤 血漿分画製剤:ベリナート

by internalmedicine | 2010-08-05 08:45 | 内科全般  

「“後期高齢者医療制度”についてご説明します。」

・・・と、厚労省さん

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02d.html
後期高齢者医療制度の廃止について
○ 後期高齢者医療制度は廃止し、1期4年の中で新たな制度に移行します。
○ 第1段階として、現行制度の問題点の解消を図ります。
○ 併せて、現行の負担軽減措置を継続するなど、高齢者の方々の安心の確保のために最大限努力してまいります。
○ 新たな制度のあり方について検討を急いでまいります。

by internalmedicine | 2010-08-05 08:14 | くそ役人