2010年 08月 09日 ( 2 )

 

脊髄損傷治療につながる基礎的発見:PTEN阻害

齧歯類の研究から、皮質脊髄路神経の成長にcriticalなmolecular pathwayの発達時間を逆戻りさせるbreakthrough

PTENと呼ばれる酵素は、mTOR(細胞増殖のkey regulator)をコントロールする。
PTEN活性は発達の早期の段階で活性は低く、細胞増殖をもたらす。
発達が完成段階になると、mTORを抑制し、再生を阻害する。

PTENの阻害により、局所的神経損傷後の眼球から脳への結合再生をマウスで証明し、障害組織を発達早期段階に戻すことにつながる可能性が示された。


http://today.uci.edu/news/2010/08/nr_pten_100808.php

by internalmedicine | 2010-08-09 15:49 | 中枢神経  

C型肝炎:ゲノタイプ1へのプロテアーゼ阻害剤標準治療併用効果

C型肝炎repulicationブロック・プロテアーゼ阻害剤 boceprevir  により通常ケアにくらべ2倍の奏功率

オープンラベルランダム化pIIトライアル


• ペグ化インターフェロン+リバビリン 800-1400 mg/day 4 週間:24週間 or 48週間 (lead-in arm)

• Boceprevir +ペグ化インターフェロン+リバビリン 800-1400 mg/day:24週間 or 48週間(no lead-in arm)

• Boceprevir+ペグ化インターフェロン+リバビリン 400-1000 mg/day: 48 weeks (low-dose ribavirin arm)

• ペグ化インターフェロン+リバビリン:48 weeks (standard therapy control arm)




Kwo PY, et al "Efficacy of boceprevir, an NS3 protease inhibitor, in combination with peginterferon alfa-2b and ribavirin in treatment-naive patients with genotype 1 hepatitis C infection (SPRINT-1): an open-label, randomised, multicentre phase 2 trial" Lancet 2010; DOI: 10.1016/S0140-6736(10)60934-8.



結論としては、boceprevi前のPEG+RVBr投与4週間治療によりRVR(4週後)やEVR(12週後)を著増、50%ほどviral breakthroughを減少させる


C型肝炎の標準治療は、ウィルスreplicationの特異的介入なしで、全般的な免疫システムを刺激することが主眼、genotype 1の場合特にSVRを起こしにくく、奏功率は40-50%にとどまっている。
boceprevirは、C型肝炎ウィルスのNS3プロテアーゼの作用をしゃんするもので、直接ウィルス複製を阻害する作用がある

情報ソース:http://www.medpagetoday.com/InfectiousDisease/Hepatitis/21570

by internalmedicine | 2010-08-09 11:36 | 消化器