2010年 08月 12日 ( 2 )

 

効果に男女差:オルメサルタン+アムロジビン併用

オルメサルタン+アムロジビン併用の安全性と有効性の研究なのだが、女性の方が、拡張期血圧(1.61 mm Hg; P=0.003) 、収縮期血圧 (1.72 mm Hg; P=0.053) ほど下がる。

Efficacy and safety of olmesartan medoxomil plus amlodipine in age, gender and hypertension severity defined subgroups of hypertensive patients
Journal of Human Hypertension advance online publication 5 August 2010; doi: 10.1038/jhh.2010.74


さて、このことをどう説明するか・・・Sex Differences in Cardiovascular Disease and Hypertension (Hypertension. 2005;46:475.)にAT2受容体の女性での発現量の優位性、血管損傷反応の優位性などが語られている。カルシウム拮抗剤に関する説明がこれでは少ないようだが・・


第一三共(Daiichi Sankyo)のカルシウムチャンネルブロッカー・べジル酸アムロジピンとアンジオテンシン受容体ブロッカー・オルメサルタン=メドキソミルの配合剤(錠剤)・AZOR (amlodipine and olmesartan medoxomil)は、2007年FDA承認

レザルタスは、オルメテックとカルブロックの配合剤・・・

by internalmedicine | 2010-08-12 11:56 | 動脈硬化/循環器  

気温が1度下がると、2%心筋梗塞増加

夏だから、冬のことはあまり考えない

心筋梗塞に関してはやはり、寒い方が問題

イギリスの話なので・・・そのまま日本の各地に応用はできまいが・・・

Short term effects of temperature on risk of myocardial infarction in England and Wales: time series regression analysis of the Myocardial Ischaemia National Audit Project (MINAP) registry
BMJ 2010;341:c3823, doi: 10.1136/bmj.c3823 (Published 10 August 2010)


気温毎の心筋梗塞相対相対リスク:気温の5つのlag period(0-1、2-7、8-14、15-21、22-28日間)とカレンダー、相対湿度(lags 0-3)、曜日、休日、RSウィルス、PM10値(lags 0-3)




【目的】 大気温度と心筋梗塞リスクの関連を検討

【デザイン】Design Daily time series regression analysis.

【セッティング】Setting 15 conurbations in England and Wales.

【被験者】心筋梗塞入院84010名の記録( Myocardial Ischaemia National Audit Project) 2003-6 (1日57イベントの中央値).

【主要アウトカム測定】主要アウトカム測定変化値:1度気温が上がる毎の心筋梗塞、28日までのeffects delayedを含む項目

【結果】スムーズ化したグラフで、気温と心筋梗塞の幅広い線形関係がみられた

1日平均気温1度減少毎に、2.0%(95% 信頼区間 1.2%-2.9%)の心筋梗塞累積増加が当日から28日後まで生じ、もっとも影響があるのは2-7日(一度減少毎に、0.6% 95% CI 0.2% - 1.1%増加)、8-14日(0.7% 0.3%-1.1%)の中間的lagの時点である。
高温の方は決定的影響はなかった。
75-84歳の成人で、以前冠動脈性心疾患既往のある場合、よりvulnerableな影響が、他の高齢者群より大きかった (P for interaction 0.001 or less in each case)。
一方アスピリン服用群は影響が少ない (P for interaction 0.007).

by internalmedicine | 2010-08-12 11:35 | 動脈硬化/循環器